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  • 認知症事故。安心できる判決でした。

くたびれナースマンです。

昨日3月1日。以前にも投稿した興味深い判決が最高裁から出ました。
その裁判は「認知症事故判決」

認知症のお爺

事故の概要は
2007年12月に認知症を患わっていた男性が徘徊行動。自宅(兼事務所)の出入り口にはセンサーがあったが、
たまたまひとつがOFFに。その隙に外に出てしまい。その徘徊行動は線路に降りてしまい事故が発生したというもの。

JRは、事故により電車が遅延。損害が出たため遺族に「監督義務違反」として720万円の損害賠償を
求めていた裁判です。
1審・2審とも家族の監督義務違反を認め、損害賠償の支払いという判決を出されていました。

遺族及び認知症を介護している人々より、1審・2審の判決に納得ができない。
認知症の高齢者は家に閉じ込め、24時間付き添い監視しなくてはいけないのかという思いの元控訴。

3月1日最高裁の判決は

裁判

逆転勝訴。遺族に監督責任はない。というものでした。

この判決は今後の高齢化社会での認知症対応に大きな一石を投じるものです。

もし、JRの主張が通り遺族側に監督責任があるという判決がでてしまったら。
前述したように
①認知症の方は外に出さない(幽閉)

②監視を行うため仕事ができなくなる
 →今の政権が言っている「介護離職ゼロ」とは真逆のことが起きる

③家族も生活があるので、対応できないのであれば施設へ
 →高齢者の増加推移を考えると、すぐに施設はパンクする。
 →需要が高まるなら、無認可の施設が暗黙で増加する
 →質が悪い施設でも、需要が高いので成りたってしまう。(高齢者虐待の温床に?)

④施設系が一杯になれば、病院に流れてくる。
 →国が求めている、急性→亜急性期→慢性期→在宅という流れからは逆行しており、病床数を根本的に
  減らしたい国の思惑とは真逆。

⑤地域包括ケアを掲げている政策。
 →根本的に、自宅や地域では認知症の方は見れない。国の思惑は絵に描いた餅になる。

専門の方が分析したらもっと問題点が上がり、深い分析が出ると思いますが、パッと思いつくだけでも5つ

今後の認知症対策からみると、大きな判決だったと思います。

しかし、もう一方で損害が出たことは事実です。ここの保障はどうなるのかという課題が残りました。
企業が全面的に負担するのか?これからの社会を考えた時、致し方ない負担。
これは違うと思います。
国が全面的に保障することで、より安心して暮らせる地域包括ケアができるのでは、
また、生命保険会社の認知症保険とかがでてきたりなど、まだまだ課題は山積です。

多くの介護されている方々には一安心の判決だったと思います。
判決文に、全体的に考えてという言葉がありました。
奥さんも要介護1です。息子さんは20年以上同居していないという、環境要因も大きかったと思います。

これが、一緒に暮らしていてパチンコに行っている間に・・・。また違う判決が出るかも知れませんね。

私自身もこの判決結果には安堵でした。
ナースマンでした。



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