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  • インフルエンザに新薬。超~期待です。

くたびれナースマンです。

日に日に冷え込みが厳しくなってきている季節。あっと言う間にインフルエンザの流行が・・・。
例年、インフルエンザの流行に病床運営が左右されることがあるので、過敏に反応してしまいます。
そんなインフルエンザに新しい治療方法がというニュース

インフル 1回投与で治療 塩野義、3年後にも新薬

 塩野義製薬が開発中の世界で初めてインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果のある飲み薬が、平成30年にも発売される見通しとなったことが30日分かった。1回の投与で1日以内に症状を抑える効果を目指して実用化に向けた臨床試験(治験)を進めており、厚生労働省も画期的な新薬候補として優先的に審査する対象に指定している。

 スイス製薬大手ロシュの「タミフル」など従来のインフルエンザ治療薬はウイルスの拡散を抑えるもので、増殖そのものを抑えることはできなかった。このため、発症後48時間以内に服用しなければ効果が得られず、タミフルの場合は5日間程度服用を続ける必要があるといった不便さがあった。

 塩野義は国内での治験を開始しており、11月以降に数百人規模の患者を対象にした第2段階の治験を行い、有効性などを確認する。

 早ければ29年にも承認申請を目指している。

治療薬の代表、「タミフル」。服用開始の時間。5日間の飲みきり等制約がいくつかあり、その変わりのリレンザ、点滴のラピアクタもいくつかの問題点が・・。
そこを改良した新薬ですが、このニュースを読んでおり、タミフルの作用機序が理解できていませんでした。
タミフルの作用機序は

インフルエンザが増殖する場所は気道や気管支の粘膜ですが、ウイルスは粘膜の細胞内に侵入して増殖してから細胞外に飛び出してくる・・・ということを繰り返します。
気道や気管支の粘膜の表面には「シアル酸」という物質があり、ウイルスはこの物質に吸着して細胞内に侵入します。
また、ウイルスは増殖して細胞の外に飛び出す時は「シアル酸」との吸着を「ノイラミニダーゼ」という物質で切り離して飛び出ていくのですが、タミフルはこの「ノイラミニダーゼ」という物質の活動を邪魔します。
これによって、インフルエンザウイルスは細胞内で増殖しても細胞の外に飛び出すことができなくなり、最終的にはそのまま死んでいくことになります。
ですので、タミフルは「インフルエンザを直接殺したり、増殖を防ぐわけではなく、増殖したウイルスがそれ以上広がらないようにする」といった作用を発揮します。
また、気道内に侵入したインフルエンザウイルスは、8時間後には数百〜数千倍まで増え、24時間5までには数百万倍にまで非常に早く加速度的に増殖します。
なので、48時間などある程度の時間が過ぎてしまうとすでに気道や気管支にはウイルスがあふれてしまっている状態となり、かつタミフルにウイルスを直接殺す作用はないので、タミフルの治療としては手遅れという状態になります。
以上がメカニズムと48時間以内ルールの背景になる。

タミフルの場合は、拡散するのを阻害し、死滅するの待つ。
新薬はウイルスの増殖を抑え込む。  
1回の服用でOK。画期的ですね。
服用開始のタイミングも関係なくなり、治療に幅が出ますね。

残りの問題は、インフルエンザの確定診断です。
現状の迅速キットでは、発熱後12時間程度経過しなければ判定ができないという問題点があります。
現在富士フィルムがもっと短時間で精度の高い迅速検査を開発されていますが、医療機関にはまだありません。
早く確定診断ができ、早期に服用できればインフルエンザは1~2日で治る病気になるのかなと期待しています。

インフルエンザの場合、解熱後2日間までは登校禁止や出社禁止というルールになっているところが多いと思いますが、
このルールも大きく変わるかもしれませんね。
ナースマンでした。


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