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  • 抗がん剤。本当に難しい薬です。

くたびれナースマンです

抗がん剤、薬の中でも開発が早く、続々と新薬ニュースが流れてきますね。
そんな新しい抗がん剤の副作用ニュースを

<抗がん剤>「ジェブタナ」投与後に5人死亡 副作用の疑い

 9月に販売が始まった前立腺がんの抗がん剤「ジェブタナ」(一般名カバジタキセル)を投与後に、患者5人が死亡していたことが10日、厚生労働省への取材で分かった。白血球が減少し感染症などを引き起こした副作用の疑いがあるとして、製薬会社「サノフィ」(東京都新宿区)が慎重な投与を医療機関に呼び掛けている。

 厚労省によると、ジェブタナは点滴薬で、販売開始の9月4日から今月3日までの3カ月間に約200人が使用。延べ42人に、白血球の一種の「好中球」が減少する症状が確認され、このうち60代の3人と70代の2人が肺炎や敗血症などで死亡した。

この件に関しては難しいですね。抗がん剤治療。手術および放射線治療と並んで「がん治療の3本柱」のひとつとして確立にしてますよね。
術前投与・術後の予防投与など、投与方法(目的)も様々になってきました。

この抗がん剤に関して少し詳細を

抗がん剤によってがん細胞の増殖を抑える
がんの薬物療法は、細胞の増殖を防ぐ抗がん剤を用いた治療法で、がんがふえるのを抑えたり、成長を遅らせたり、転移や再発を防いだり、小さながんで転移しているかもしれないところを治療するためなどに用いられます。

手術治療や放射線治療が、がんに対しての局所的な治療であるのに対し、抗がん剤は、より広い範囲に治療の効果が及ぶことを期待できます。このため、転移のあるとき、転移の可能性があるとき、転移を予防するとき、血液・リンパのがんのように広い範囲に治療を行う必要のあるときなどに行われます。

抗がん剤単独で治療を行うこともあれば、手術治療や放射線治療などのほかの治療と組み合わせて抗がん剤治療を行うこともあります(集学的治療)。

また、薬物療法には、単独の薬剤を使って治療する場合と、数種類を組み合わせて治療する場合があります。作用の異なる抗がん剤を組み合わせることで効果を高めることが期待されます。

抗がん剤は、作用の仕方などによって、いくつかの種類に分類されています。化学物質によってがんの増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療を「化学療法」と呼びます。一方、がん細胞だけが持つ特徴を分子レベルでとらえ、それを標的にした薬である「分子標的薬」を用いて行う治療を「分子標的治療」と呼びます。また、がん細胞の増殖にかかわる体内のホルモンを調節して、がん細胞がふえるのを抑える「ホルモン剤」を用いた治療を「ホルモン療法(内分泌療法)」と呼んでいます。
薬物療法には、のみ薬と点滴・注射による方法があります
薬物療法には主に、錠剤やカプセルなどの「のみ薬」による方法と、「点滴や注射などで血管(静脈)に直接抗がん剤を注入する方法」があります。静脈から点滴や注射によって抗がん剤を入れる場合には、腕の血管など細い静脈に点滴の管を介して入れる方法と、太い静脈である中心静脈まで挿入されたカテーテル(細い管)を介して入れる方法、同じく中心静脈に「ポート」という装置を皮下に埋め込み、必要なときに、体外から薬剤を注入する方法があります。

また、肝臓など、がんの種類によっては特定の臓器に流れる動脈にカテーテルを置いて、血液の流れに乗ってその臓器に集中的に抗がん剤治療を行う「動注」という方法が行われることもあり、この場合にもポートを使って薬剤の注入が行われます。

このほか、治療によっては、腹腔(おなかの中)内、胸腔(肺の周りの空間)内、脳脊髄液(脳や脊髄の周りにある液体)などに注入することもあります。

実際の治療の方法は、がんの種類、広がり、病期、ほかに行う治療や、患者さんの病状などを考慮して検討されます。特に注射や点滴による化学療法の場合、“治療の日”と“治療を行わない日”を組み合わせた1~2週間程度の周期を設定して治療を行います。この周期になる期間を「1コース」「1クール」などの単位で数え、一連の治療として数回繰り返して行われるのが一般的です。途中で効果や副作用の様子を見ながら継続します。副作用が強く出た場合には、量を調整したり、治療を休止あるいは中止することもありますが、副作用を抑える治療を組み合わせたり、副作用に対する治療を併用しながら、治療を進めていきます。

近年では、抗がん剤の進歩や、副作用として起こる症状を緩和したり、副作用に対する治療(支持療法)が進歩してきたことから、1コース目だけ入院して、2コース目以降は外来で化学療法を行ったり、はじめから入院しないで外来で化学療法を行うことが多くなっています。

少し患者・家族に説明する際の文章を転記しました。
この文章に関しては副作用が抜けています。

抗がん剤 = 副作用 この図式は周知されています。
特に「吐き気」「食欲がなくなる」「髪の毛が抜ける」「やせる(体重減少)」など一般の人が想像する代表的な副作用
これらの症状に対応するのも大切なんですが、病院で一番注視しているのが「骨髄抑制」ですね。
貧血・白血球減少(易感染)には経時的にモニタリングしています。

今回のジェブタナはこの骨髄抑制が強く表れ、好中球現象による感染という機序みたいですね。
最初に言った、難しいというのは点滴の抗がん剤投与は全身投与になるため、強弱はありますが副作用は出現してしまうということです。
薬の種類により特徴的な副作用というのもありますが、前述している副作用はほとんどの薬で認められています。
この副作用にどう対処するのか(副作用が出ない様に前投薬)が重要になると思います。

9月からの販売でまだ3ヵ月です。まだ薬が起こす症状に関して情報が確実ではないのですかね。
より安全な抗がん剤治療を、期待したいです。
ナースマンでした。


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