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  • 安全への認識。日本人独特ですよ

くたびれナースマンです。
医療安全に関連した記事を連日投稿させていただいております。

現在日本の医療関係施設には法律で年2回以上の研修が義務付けされており、医療関係者の方々はどこかで聞いたことがあるなという内容かもしれませんが、繰り返すことで意識付けが出来るのではないかと思い、このブログでも。

今日の内容は、この医療安全に関して基本的な考え方というか認識を持っていただくということで。
医療安全に関連した外部研修では、横浜の手術取り間違え事故が枕詞のように表出します。
この横浜手術取り間違え事故は医療機関が本格的に医療安全に取り組むきっかけになった事故ですが、時代が流れこの事故を知らない年代が現場に出てきて、「あ~過去の事故ね」という印象が強くなってきています。
ナースマンも医療安全に携わっていた時、この風化を感じる時があり、導入の際少し違う話をしていました。

内容はこうです。いきなりクエスチョン??

あなたは(もしくは家族でもいいです)。ある病気で入院することになりました。
入院当日担当看護師が案内をしてくれ、色々説明がありました。
その説明の最後に担当看護師が
「この病院は医療安全に力を入れています。そこで入院される方からその対価としてお金を頂いています。
金額はあなた様が決めてくれて結構です。どうぞよろしくお願いします」
さて、あなたは安全のためにいくら支払いますか?
①10万円
②5万円
③1万円
④1000円
⑤0円(お金を払うものではない。)
さて、どれを選択されたのでしょうか。
実際にこのクエスチョンを数回させていただきましたが、③の1万ぐらいが妥当?という意見と⑤0円。安全にお金を払うなんてという意見が大多数を占めていました。
このクエスチョンのあと、安全の認識に関するお話を
作家の山本七平がイザヤ・ベンダサンのペンネームで書いた『日本人とユダヤ人』の「安全と自由と水のコスト」の項に興味深い話があります。日本人K氏がニューヨーク滞在中に泊まっていた格式のある豪華なホテルにユダヤ人の家族が暮らしていた。しかし、このユダヤ人の生活は実に質素で、一銭一厘といえども疎かにせず、服装や身の廻りの物、全てに不必要な物がない。贅沢と言う贅沢は何一つしていなかった。郊外の住宅を選べば、ここまでの節約生活をする必要がない。もっと快適で楽しい生活ができるはずである。なぜこんな高価なホテルに泊まっているのだろうか。不思議に思ったK氏がユダヤ人に質問をする。「なぜあなたたちが、こんな豪華なホテルに泊まっているのですか」、と。そこでユダヤ人は「ここは安全だから」と即答するのである。日本人のK氏は呆気にとられ、最後までこの意味がわからなかった。
 このエピソードに日本人の安全に対する考え方が隠されているのではないかと。ニューヨークの中心部にある国賓が泊まるようなホテルであれば、常時警察が特別の警戒をしているし、ホテルも一流の警備会社と契約をしている。ホテル自身にも警備員やガードマンを雇っている。なるほどこれ以上安全な場所はないと言える。郊外の住宅に住めば、このような特別なサービスはない。この世のあらゆることは生命の安全があってはじめてできることであり、生命がなければ豪華な生活も無意味になってしまう。だからこそ、ユダヤ人たちは郊外の住宅の快適な生活を犠牲にしても、ホテルで生活をしているのである。
日本人は「安全」人関して無頓着である。安全が当たり前という環境で育っているため、周りもそうですし自身の行動も安全だと勝手に思い込んでいる。医療・看護に関しては侵襲ある行為が多くある。また一つ間違えは患者の命を奪う可能性も秘めている。
勝手に安全と思いこまないでください。常にリスクを背負い業務をしているという認識を。

といった感じで講義をしていました。業務に流され自分たちの行動のリスクを感じくなくなってしまうことが、一番危ない状況にです。リスク感性と表現しますが、常にこの感性を磨きましょう。次回このリスク感性に関して詳細を
ナースマンでした。


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