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  • 感染症患者。人権保護を考える。

くたびれナースマンです。

感染症患者に対する問題を表面化したこんなニュース

HIV感染者、風邪での受診拒まれる 高知市内の病院

 エイズウイルス(HIV)感染者が5月、高知市内の病院で内科を受診しようとしたところ、感染を理由に断られたことが、エイズ治療の中核を担う高知大学医学部付属病院への取材で明らかになった。県内では昨秋、別の感染者が同様の理由で、歯科診療所の受診を拒まれている。県は、医療従事者の啓発に乗り出した。

 高知大学医学部付属病院(南国市)によると、高知市の病院で5月、風邪をひいて内科を受診しようとしたHIV感染者が「エイズなら高知大の付属病院で治療を」と窓口で言われ、受診をあきらめた。昨秋は、別のHIV感染者が、かかりつけの歯科診療所で感染を告げたところ、歯科医師は「外に知られる可能性があるので」と以後の治療を断ったという。歯科診療所の風評を意識した発言とみている。

正直、何とも言えないですね。
特にHIVに関しては、各都道府県指定を受けた医療機関が治療を担っているので、その他の病院に関しては何の対策もマニュアルも存在しないというのが現状だと思います。
対応方法が解らない患者に対し、その対応を担っている病院があれば、そちらを受診して下さいというのも解りますし、
といっても、HIV感染機序の基本を知っていれば、安易に感染するものではないというのも医療従事者なら知っているはずなので、感冒程度の診察なら一般病院でも可能なのでは・・・。
ここで問題になるのは、HIVだからという理由で安易に診療を断ったことが問題。
指定機関に連絡し、対応方法をレクチャーしてもらうとか、転院という形をとるなど、診療ができないのならできないなりの対応があったはず。明らかに感染症患者を差別しているような対応。
この事象は今年5月の話のようで、そのあと8月に福岡県で少し違う事象の裁判判決が出ています。

HIV感染で看護師に休職指示 病院側に賠償命令 福岡

 エイズウイルス(HIV)に感染した福岡県内の20代の元看護師が、感染を知った勤務先の病院側から休職を強要されたとして、病院を経営する法人に対し約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、福岡地裁久留米支部であった。太田雅也裁判長は「他の患者に感染させる危険性は認められず、勤務を休むよう指示して就労を妨げた」として、法人に約115万円の支払いを命じた。
 元看護師は2011年8月、勤務先とは別の大学病院のHIV検査で陽性となった。判決は、大学病院の医師からは看護師として働くのに支障はないと言われていたのに、勤務先の病院が感染のリスクがなくなるまで休むよう指示したと判断。診療目的で知り得た感染の情報を、本人の同意なしに労務管理のために用いることは許されないとも指摘した。
 厚生労働省は職場におけるガイドラインで、HIV感染は就業禁止や解雇の理由にはならないと定めている。判決後、原告側の代理人弁護士は「医療従事者でさえHIV感染者に対する偏見がある。判決が、偏見をなくす一助になれば」。病院を運営する法人は「判決内容を確認できていないのでコメントできない」と話した。
 元看護師を検査した大学病院が本人の同意なく勤務先の病院にHIV感染を伝えたとして、元看護師は大学病院を運営する法人も訴えていたが、すでに和解が成立している

この2つ事象、HIV感染者に差別的視点が入っていますね。
医療従事者でも偏見がと言われるように、多くの医療従事者はこの偏見を持っているのではと思います。
ナースマンの病院でもHIV感染者に対応したことがありますが、病院全体厳戒令でした。
今回のエボラ出血熱においても、結果陰性でしたが情報の発信でもひと悶着ありました。
感染症患者(疑い含)のプライバシー保護、様々な権利保護、日本に関してはまだまだ問題山積みと感じました。
ナースマンでした。


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コメント

  • 11月 08 2014
    • 2014/11/08(土) 13:16:12
    • [ 編集 ]
    • URL
    • ミニーママ-
連日お疲れさまです。

応援!
  • 11月 08 2014
    • 2014/11/08(土) 18:02:41
    • [ 編集 ]
    • URL
    • そら-
HIVは感染が広がっていると聞きますが
本人も知らない方、そして知っていても申告しない方など
視野にいれて医療現場では対応がされているのでしょうか?
歯科医などでは いつの間にかゴーグルに手袋という
出で立ちですが...
ウィルスは対策が大変ですね。
ミニーママさん。ありがとうございます。
これからもがんばります。
そらさん。コメントありがとうございます。
感染症と見た目ではわからないことの方がほとんどです
今、病院ではマスク・手袋は当たり前ですよね。
昔、マスクしていたら患者さんに失礼だという時代もありました。
特に救急分野に関しては、情報がないことの方が多いので
ガウンをして、防御しています。
基本的な考え方の根底に、すべての事柄に対し
感染症を踏まえ行動するというのが、今の病院かと。

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