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  • 栄養チューブ気管支誤挿入。少し詳しい説明を

くたびれナースマンです。
昨日投稿しました「栄養チューブ誤挿入事故」、いったいどのような事故なのか概要を

誤挿入1

図にありますように、胃の中に入れなくてはいけないチューブを誤って気管→肺に入れてしまう事故。

気管と食道の入り口は隣接しており、異物が入ってくれば声門が閉じたり、食道入り口の梨状窩は逆流防止のため、嚥下運動で開くという性質があります。加齢により嚥下機能低下(飲み込む力が落ちてたり、異物を出す反応が鈍い)により、食道にチューブを挿入したいが安易に気管支に入ってしまうという状況です。

古いデータですが、平成18年の栄養チューブの挿入・管理に関する医療事故発生状況というデータがありました。

チューブ事故

この「不適切な部位」というのが誤挿入にあたると思います。やはり昔から発生している事故ですね。
たしかに、鼻腔(鼻から)を経由し、胃に挿入する。
鼻に入れているところは目視できますが、2~3cm以降は指先の感覚ですから、かなりのテクニックがいる手技です。

いくらテクニックがあるからと言っても百発百中ではありません。そこで、確実に胃の中に入っているかを確認する方法として医薬品医療機器総合機構(PMDA)が2014年2月に注意喚起情報を出されています。

確認方法
誤挿入2

胃の中に入ったと思ったら、内容物を吸引し、pH試験紙でpHを測定。pH=5.5以下ならOK(胃酸を測定し確認)
これを行っている病院ってあるのですかね?ナースマンは知りません。


誤挿入3

この前にも記載しました、レントゲンでの確認。これが一番確実かもしれません(業務量的には手間ですが)

その他でCO2測定 → 気管・肺にはいってしまったらCO2が測定されるので誤挿入の発見。
気泡音の確認    → 昔からのスタンダードな確認方法ですが、いくつかの事故事例を読んでいると、気泡音の確認をおこなっていても、誤挿入になっているものがあります。気泡音だけではダメなことが立証されています。

この確認に関しては、初回挿入・交換時と、チューブ挿入手技を行った時の確認です。
留置後、栄養剤を入れる前に毎回、この確認をするわけではありません。(1日3食毎回レントゲンは大変をです)
注入する直前は看護師の確認作業が重要になります。

誤挿入4

鼻から入れる異物なので、嫌がる患者が多いです。図にあるように口の中でたわんでいることもあります。
必ず、固定位置のずれ、たわみ、チェックする体制が必要です。

昨今、胃廔造設が推奨されなくなりました。現場では経鼻栄養の需要は高まっているはずです。より安全な経鼻栄養を今一度考えましょう

ナースマンでした。


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コメント

  • 11月 07 2014
    • 2014/11/07(金) 14:02:30
    • [ 編集 ]
    • URL
    • ミニーママ-
静かな夜=仕事サクサク

戦場の夜=救命病棟24時

という感じでしょうか。

鼻からチューブもいやだな。
肺に入ってしまって、本人は気付かないのでしょうか。

胃カメラも麻酔して、意識ない間にやってもらってる私。

鼻からチューブも麻酔してもらえるかな。

ミニーママさん。こんにちわ。
コメントありがとうございます。
内視鏡は鎮静(セデーション)が主流ですね。

鼻からのチューブに関しては麻酔はないです。
内視鏡よりはかなり細いということと、鼻からチューブを
入れる状態は意識がない・意思疎通が取れないなどが多いです。
しかし辛いと思います。
僕も研修でチューブを自身に入れましたが涙・涙でした。

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