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  • エボラ出血熱。日本はほんとうに大丈夫か2

くたびれナースマンです。

NYでもエボラが出ましたね。
このNYの方は医師で「国境なき医師団」の医師。
エボラの治療に協力し帰国→ 発症
水際での防止の難しさを改めて認識させられる事例ですね。

エボラ出血熱に対し、日本は大丈夫かという視点でまとめてみました

エボラウイルスとは、そもそも何か。「1976年、アフリカのザイール(現在のコンゴ民主共和国)とスーダンの2カ国で患者が発生し、初めて病原体が確認されました。最初の患者が『エボラ川』沿いで出たことから、その名がつけられた」。自然界での宿主はオオコウモリが有力視されているものの、いまだに特定はされていないという。ウイルスは5種類あり、西アフリカで猛威を振るっているのは人での致死率が最も高い「ザイール・エボラウイルス」だ。発症すると、他人にもウイルスをうつすようになる。いったん体内に入ると爆発的に増殖して細胞を破壊。血管がもろくなって出血したり、肝臓や腎臓の機能が奪われたりし、最終的には多臓器不全で亡くなるケースが多い。
このあたりが、映画とのイメージが重なり、当初殺人ウイルスなどと言われていましたね。
実際に致死率も高いので、殺人ウイルスと言っても過言ではないような。

 問題は感染ルート。今のところ、患者の体液や血液に触れ、傷口などから入り込む「接触感染」とされている。エボラ熱の場合、多ければ1ミリリットル当たり1億個あまりのウイルスが体液に含まれることがあり、そのうち数十~数百個が体内に取り込まれるだけで、感染する可能性があるという。「注意を要するのは、人間の皮膚には目に見えない傷口が無数にあり、そこからウイルスが入り込む可能性があることです。例えば乾燥して荒れた肌にも傷はあります。感染者の血液や体液、排せつ物、嘔吐(おうと)物を素手で扱ったりすればリスクは極めて高い」

 さらに、こんなケースもあった。「76年にイギリスの研究所で男性の研究者が誤って感染したケースでは、血液、尿、便などは発症後9日以降は『陰性』になったのに、精液だけは61日後まで『陽性』。こうした状況で、もし性交渉をすれば感染してしまいます」

 今のままでも十分に怖いウイルスだが、欧米のメディアでは、ウイルスが変異して、鼻やのどの粘膜から入り込む「空気感染」が起きているのではないかとの懸念が持ち上がっている。WHOは「証拠がなく、臆測に過ぎない」としているが、「エボラはインフルエンザなどと同じく『変異』が速いウイルス。(空気感染するような変異が)すぐに起きるとおびえることはありませんが、可能性としては完全には否定できません。常にウイルスを監視し、そうした事態にも備えておくことは必要でしょう」と警鐘を鳴らすのだ。
エボラに関しては当初から「接触感染」と言われており、スタンダードプリコーションの実施でOKとされていました。
ここにある突然変異に関しては鳥インフルエンザに代表されるように、空気感染になれば、今まで以上にまん延し、
死者も桁が変わるのではと考えます。


 そんな恐るべきウイルスへの日本の備えはどうか。

 厚生労働省によると、国際便のある空港や港では、サーモグラフィーと呼ばれる装置を使って入国者の体温を測定し、発熱した人がいないかを監視している。21日には発生国からの帰国者に対し、1日2回の健康報告を3週間義務付けると発表した。とはいえ2009年の新型インフルエンザでもそうだったように、「水際」での完全シャットアウトは難しい。感染が疑われる患者が出れば、エボラ熱を含め危険性が最大の「1類感染症」に対応できる全国46の指定医療機関が治療する。

 「現時点では、入国者への対応はほぼ十分と言えます。指定病院もマニュアルを設けてトレーニングをしており、大きな問題はありません」と評価されいます。

 エボラ熱の「診断」は、患者の血液の遺伝子検査などによる。ただ、厚労省結核感染症課は「ウイルスの詳しい種類などを知るには、エボラウイルスそのものを分離して調べる必要がある」と言う。それができるのは最高度の安全設備を持つ「バイオ・セーフティー・レベル(BSL)4」対応の施設だが、国内にはない。BSLとはWHOが示す、ウイルスの危険度に応じて求められる施設の基準だ。

 3月に日本学術会議・総合微生物科学分科会が出した提言「我が国のBSL4施設の必要性について」によると、同施設は世界19カ国に40以上ある一方、国内では東京都内と茨城県内の2カ所に設備はあるものの「地域住民の同意が得られず、稼働していない」という。提言のとりまとめに携わった柳雄介・九州大大学院医学研究院教授は「通常のエボラ熱ならBSL3の施設で診断できるが、(ウイルスが変異して)未知の型だった場合、BSL4施設で分離しない限り確定診断は不可能。治療薬やワクチンの開発といった国際貢献のためにも施設を置くべきです」と話す。
この施設に関しては、地域住民との関係性でレベル4では運用できないという問題に直面しています。
この問題は本当に繊細ですね。自分が同じ環境に置かれたら、運用に賛成できるのか?
正直、反対の気持ちが強いのでは・・・・。

 治療には、日本の富山化学工業が開発した抗インフルエンザ薬「ファビピラビル(販売名アビガン)」や、米国製の未承認薬「ZMapp(ジーマップ)」が使われる例もあるが、いずれも「100%効くと太鼓判を押せるものではない」という。
薬に関しては、いい方向に進んでいると願っていますが、まだ確定情報ではないですよね。
日本でも未承認状態でも使えるように動いているみたいですね。


 もう一つ気になるのが、欧州のスペインや世界最先端の医療体制を持つ米国で、患者の治療に携わった看護師らが2次感染したことだ。職場での感染症予防策を研究している吉川徹・労働科学研究所副所長は「米国のケースは、感染防止の事前訓練が十分にされず、防護具の取り外し手順に不備があったと言われています。これは日本でも起こり得ることです」と指摘する。

 「例えば手袋を二重にするのは、患者の体液の浸透を防ぐためというより、防護服を脱ぐ過程で汚染された外側の手袋をまず外し、リスクを減らすのが目的です。一つ一つの手順の意味を現場の職員にしっかり伝えておかないと、いかに装備が優れていても間違いは防げません。極度の緊張や疲労を強いられることもミスの誘因になります」

 実際、感染したスペインの看護師は「病室を出て防護服を脱ぐ際、手袋で顔に触ってしまった気がする」と証言している。ヒューマンファクター(人的要因)を甘く見てはならないのだ。「現状ではペアで互いを監視しながら防護具を取り外すのが基本ですが、人間は必ずミスをするという前提に立てば、手順が守られているかを確認する専任の人物を置くことも検討すべきでしょう」

実際に感染者が発生し隔離した際の医療従事者の対応。
ヒューマンファクターが関与し、完璧というものが遵守できるのか?大きな問題です。

日本での対応という点を考えると、盲点がいくつもあるのではと思います。
何度でもいいますが、「対岸の火事」ではないという意識が大切だと思います。
ナースマンでした。


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