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  • 富士フィルム アビガン。対ウイルスの魔法の薬になれるか

くたびれナースマンです

エボラ出血熱関連。何か光が差し込んできていますね

20a09bf6-s.jpg


富士フィルムのインフルエンザ治療薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)
この薬が、エボラ出血熱の治療薬になるということで、未承認で使用したり
臨床試験が開始されたり、大注目です。
注目ついでに、富士フィルムの株が大爆発しているという話も。

このアビガン、どうして注目なのか?
インフルエンザ治療薬なら、タミフルが有名ですが・・・。

細菌とウイルスは異なり、細菌は自分で増殖する力があり、1つの生命体として機能しています。一方ウイルスは自分の力だけでは増殖できず、宿主細胞を乗っ取ることで増殖するという性質を備えています。

virus-a.jpg


ウイルスが増殖を行うためには、宿主細胞へ吸着・侵入しなければいけません。細胞内へ侵入した後、インフルエンザウイスルはRNAなどの遺伝情報を細胞内に放出します。この過程を専門用語で脱殻と呼びます。
細胞内へ放出されたRNAは、細胞内の核と呼ばれる部位へと送り込まれます。核はタンパク質や遺伝情報を複製する器官であるため、インフルエンザウイルスのRNAがここに送り込まれることで、その細胞はインフルエンザウイスルのタンパク質や遺伝子(RNA)を合成するようにプログラムされます。
タンパク質やRNAが作られると、新しくインフルエンザウイスルが作られ、細胞の外に出ていくことで他の細胞へと感染していきます。これがインフルエンザウイルスの簡単な増殖工程です。

virus-a1.jpg


この感染工程を踏まえ、タミフルは「インフルエンザウイルスを細胞内に閉じ込め、外に放出されないようにする」という作用機序のために発症から48時間以内に投与しなくては効果がないと言われている。
一方アビガンは、RNAを複製するときに必須のRNAポリメラーゼという酵素の合成を阻害し、ウイルスの増殖を止めるとことで感染症を治療するという薬になります。


ウイルスの増殖を止めてしまう。ウイルスの活動をStopさせるということで、今回のエボラ出血熱の治療薬にと大きな期待が。
違う観点からでも、ノロウイルスにも有効という情報も出てきています。
なにか、対ウイルスの魔法の薬になるかもしれませんね。
ナースマンでした。


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