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  • 熱中症!専門職としてより詳しい知識を

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くたびれナースマンです

ここ数日で夏日に戻っています。

今年は夏日・高温注意・台風・大雨。いったいどうなっているのか?

熱射病・脱水症の救急搬送が再増加している中、看護職としてより専門的知識を

熱中症

高温環境への暴露は多くの生理機能に影響を及ぼし,脱水症を引き起こすことがある。多くの人が軽度ではあるが不快な症状を経験する;しかしながら,影響は痙攣や浮腫から失神,熱疲憊,熱射病まで,多岐にわたる。一部の型の熱中症では深部体温が上昇する。脱水を伴う熱中症により,頻脈,頻呼吸,および起立性低血圧が生じることがある。中枢神経系の機能障害は,最も重篤な疾患である熱射病を示唆する;錯乱および嗜眠は,熱から逃れて水分補給する能力がさらに損われることがある。

病態生理

熱の入力は環境および代謝に起因する。熱の出力は皮膚を介して,放熱,蒸発(例,発汗により)および対流により生じる;これら各機序の寄与は,周囲の温度および湿度により変動する。室温では放熱が主となるが,周囲の温度が体温に近づくにつれ,蒸発がより重要となり,35°C以上では実質的に冷却作用の100%を担う。しかしながら,高湿度では気化冷却が大きく制限される。
熱の出力は,皮膚血流量および汗の産生の変化により調節される。皮膚血流量は平熱では200〜250mL/分であるが,熱ストレスにより7〜8L/分に増大し,著しい心拍出量の増加が必要となる。さらに熱ストレスは,汗の産生をわずかな程度から2L/時を超える量まで増大させる;したがって,著しい脱水が急速に生じることがある。汗には電解質が含まれるため,電解質が大量に失われうる。しかしながら,長期間の暴露により生理変化が生じ,熱負荷への適応が生じる(環境順応);例えば,順応していない人では汗中Na濃度が40〜100mEq/Lであるが,順応した人では10〜70mEq/Lに低下する。
身体は熱負荷の大きな変動を代償しうるが,著しいまたは長時間の熱への暴露は深部体温を上昇させる。軽度で一過性の深部体温上昇は耐容されうるが,激しい上昇(典型的には41°Cを超える)では蛋白の変性と,特に高温下での重労働により,炎症性サイトカイン(例,腫瘍壊死因子-α,IL-1β)の放出がもたらされる。その結果,細胞機能障害が起こり,炎症カスケードが活性化され,多くの臓器の機能不全と凝固カスケードの活性化が引き起こされる。こうした病態生理学的プロセスは,遷延するショック状態に続発する多臓器不全症候群のものと類似している。
代償機構には,炎症反応を抑える他のサイトカインによる急性期反応がある(例,フリーラジカルの産生を低下させ蛋白分解酵素の放出を阻害する蛋白の産生促進による)。さらに,深部体温の上昇は熱ショック蛋白発現の誘因となる。これらの蛋白は,まだよく分かっていない機序により(例,おそらくは蛋白変性を抑制することにより),および心血管系応答の制御により,一時的に耐暑性を高める。長時間のまたは極度の体温上昇により,代償機構が圧倒されたり機能しなくなると,炎症や多臓器不全症候群が生じる。

病因

高温による障害は,熱入力の増加と熱出力の低下が組み合わさって引き起こされる。臨床的な影響は,増大する心血管系需要への耐容不能,脱水,電解質平衡異常,および特定の薬物の使用により増悪する。高齢者や年少者,および心血管系疾患や電解質の枯渇(例,利尿薬の使用による)を伴う人でリスクが高い。
過度の熱の入力は典型的には,激しい労作か周囲の高温,またはこの両方による。内科的疾患(例,甲状腺機能亢進,神経遮断薬による悪性症候群)および覚醒剤(例,アンフェタミン,コカイン,メチレンジオキシメタンフェタミン[MDMA,通称エクスタシー])の使用は,熱産生を増大しうる。
冷却は,厚みのある服(特に作業者や運動選手用の防護服),肥満,高湿度,および発汗や汗の蒸発を妨げるものにより障害される。発汗は,皮膚疾患(例,あせも,広範な乾癬や湿疹,強皮症)および抗コリン薬(例,フェノチアジン系薬,抗ヒスタミン薬,パーキンソン症候群治療に用いられる薬物)の使用により障害されることがある。

予防

常識が最良の予防である。極端に暑い天気では,高齢者および年少者はエアコンが設置されていない無換気の住宅に居続けるべきではない。小児を,暑い日差しの中自動車に放置すべきではない。可能なら,非常に暑い環境下や換気の不十分な場所では激しい労作を避けるべきであり,厚く断熱性の衣服は着用すべきでない。
運動や作業の後の体重減少が脱水の監視に利用される;体重が2〜3%減少した人は水分を余分に取ることを忘れず,翌日の暴露前には最初の体重の1kg減以内となっているべきである。減少が4%以上であれば,活動は1日に限定されるべきである。
高温中の労作が避けられない場合は,体液(非常に暑く,乾いた空気のもとでは知らないうちにしばしば喪失している)を頻繁な水分補給により補い,目の粗いメッシュの衣類を着たり,扇風機を使うなどして蒸発を促進させるべきである。口渇は労作中の脱水に関してあまりよい指標とならない;口渇にかかかわらず,数時間ごとに水分を摂取するべきである。しかしながら,水分過剰は避けなければならない;重大な低ナトリウム血症が,運動中に頻繁に水分を摂る,耐久競技の選手で起きている。多くの活動における水分補給は真水で十分である;冷水はより速やかに吸収される。特別な水分補給溶液(例,スポーツドリンク)は必要ないが,これらに使われる香料は摂取を促進させ,適度な塩分含量は水分要求量が多い場合に有益である。 水分補給および塩分に富む食品の摂取が推奨される。肉体労働者や他の大量に発汗する者は,1日当たり20g以上の塩を失うことがあり,熱痙攣が起きやすくなる;このような人は,Naの喪失を飲料および食品で補う必要がある。小さじ山盛り1杯の食卓塩をクールエイド(Kool-Aid)などの飲料5ガロン(20L)に加えることで,1L当たり約20mmolの塩を含む口当たりのよい飲料を用意できる。減塩食を摂取している人は塩の摂取を増やすべきである。
高温の中で作業の度合いと量を連続的および段階的に増大させると,やがて環境順応がもたらされ,以前は耐容され得なかったまたは命を脅かし得た温度でも安全に作業できるようになる。日中の高温時間における1日15分の適度な活動(発汗を促進するのに十分な)から,90分の激しい活動へと,10〜14日間かけて増やしていくことが,一般的に適当である。環境順応により,一定レベルの労作で産生される汗(つまりは冷却)の量が著しく増え,汗の電解質含量は大きく低下する。環境順応により心臓疾患のリスクが有意に低下する。

何でもそうなんですが、知って理解して対応するのと、
知らないまま見よう見まねで対応する

この二つ行動は一緒かも知れませんが、質という部分で全然違いますよね。

知り・理解して行動として表す。ナースマンが一番大切にしている部分です

ナースマンでした。


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コメント

  • いつも

  • 08月 20 2014
    • 2014/08/20(水) 23:09:49
    • [ 編集 ]
    • URL
    • 新米くん9q2FTWbs
どちらでこのような詳しい情報を仕入れられていますか?
経験に基づくものですか?
新米くんさん、コメントありがとうございます。
情報元はwebと自身が持っている本からです。
経験があっても、常に情報はかわりますから。
色々な視点からテーマ関連の情報を見るように
しています。
  • どうも

  • 08月 22 2014
    • 2014/08/22(金) 23:42:26
    • [ 編集 ]
    • URL
    • 新米くん-
ありがとうございます

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