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  • トリアージを再勉強しよう④

災害おび


くたびれナースマンです

トリアージを再勉強しよう④ 

トリアージの実際の方法。 START法について

START法

トリアージ


START法による診断フローチャート。
救助者に対し傷病者の数が特に多い場合に対し、判定基準を出来るだけ客観的かつ簡素にした物がSTART法である。これは、救急救命室で用いられる外傷初期診療ガイドライン日本版にて、プライマリー・サーベイで用いられるABCDEアプローチに基づいたものとなっており、具体的には以下のようになる。
歩けるか?
• 歩ける→緑→状態の悪化がないか絶えず観察
• 歩けない→下へ
口頭の答えを鵜呑みにせず介添えはせずに本人に起立させ歩行出来るかどうか確認することが重要。


A:呼吸をしているか?
• 気道確保をしても、呼吸がない→黒
• 気道確保がなければ呼吸できない→赤
• 気道確保がなくとも呼吸できる→下へ


B:呼吸数はどうか?
• 頻呼吸(30回/分以上)もしくは徐呼吸(10回/分未満)→赤
• 10~29回/分→下へ
なお、災害医療においては、所要時間短縮のため、6秒間で呼吸数を計る。


C:循環状態はどうか?
現在では循環を爪床圧迫法から橈骨動脈触知に変更したSTART変法が主として用いられている。
• 橈骨動脈を触知できない→赤
• 橈骨動脈を触知できる→下へ
※ショック状態が疑われる場合(脈が弱く速い、皮膚が冷たく湿っているなど)は赤を選択する。
爪床圧迫法、CRT(Capillary refilling time:毛細血管再充満時間)の場合。
• CRTが2秒以上である→赤
• CRTが2秒未満である→下へ


D:意識レベルはどうか?
簡単な指示(例:「手を握ってください(ただ手を握らせるのではなく、きちんと離すことが出来るか確かめる)」「誕生日を言ってください」など)に従えるかどうかによって判定する。
• 応えない→赤
• 応える→黄
小規模の災害なら赤になる例でもSTART法では黒になってしまう事が多くなるが、これは(現場に混乱を来してしまうほどの)大規模災害のために考え出されたものである。また、この方式は腹膜刺激症状やクラッシュ症候群などの病態を無視しており、追って詳細な状態観察とトリアージが継続されることを前提としている。
クラッシュ症候群を前提とする場合は、判定の最上位に『2時間以上挟まれていたか?』を加える。

本当の災害現場でこのSTART法を実施する場合、どれだけ機械的に行うかも問題になる。

このトリアージという考え方には医療倫理の面で大きな問題を抱えている。その件は次回に

ナースマンでした

関連記事

・Part1 → トリアージの概要 

・Part2 → トリアージの歴史

・Part3 → トリアージの判定基準、判定分類



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